●初代担当さま、そして

2017-06-20

最近、デビューさせて頂くきっかけとなった
初代担当さんをよく思い出します。

当時、父より少し若くらいの年齢だったOさん。
「年上」のしかも「男性」に
どう接していいかわからなくて
始終おどおどしていた私ですが(笑)
受け持っていただいた間も、
別の編集部に異動されて直接の担当ではなくなったあとも、
編集部で顔合わすたびに
「瓜生さん、がんばってますか」
とにっこり挨拶してくださってました。

それって、
覚えてくださっていて
その後も気にかけてくださっていたんだなと
最近になって、ものすごくものすごく感じます。
今さらですが、
なんってありがたい事だったんだと。

今の担当さんとの打ち合わせの中で
なぜかOさんの姿がすごくちらつきます。
当時と同じことを指摘されてるなあと感じることが多くて
それも、技術的な面じゃなくて
「もっと自分を出して」
「自分が面白いと思うことを描いて」
「隠すな」
「出せ」
「とにかく出せ」
と、それが根本にあったんだなあと。

初めてアシスタントに行った先の先生が
「何年も前に、担当さんに言われたことが
 今やっと分かるようになった」
とおっしゃってたのですが、
今まさに私その気分です。

今やっと血肉になってます。

Oさん亡くなられてもう何年か経ってますが
今もやっぱり
いただいたものをお返ししていきたい、と
漫画で返していきたいと思ってます。

「上手く描こう」
とする私に
『作り手の面白いと思うものをつらぬけ』
という基本中の基本、
描く動機、を再確認させてくださってる現担当さんにも
描いて描いて返していきたいです。


瓜生 花子

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お知らせ 2007/07/12
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