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このシーン

好きな作品の中からお気に入りのコマを一つ選んでもらい、 『ワタシはこの作品のこういう所が好きなんだーー!』と熱く語ってもらってます。どうぞお楽しみ下さい。 まるでラブレターを貰ったみたいで、ドキドキしてます。協力してくれた皆様、愛あふれるレビューをどうもありがと!

うんめいの引力

主人公をとおして頑張ってるひとたちすべてに、やさしく背中を押してくれるような話だとおもった……トゥアレン

すべてに受身だった紅水が、
フリーカメラマンの湯浅と出会う。
そして、みつけるのだ、歩み出す道を。

経緯が、とてもあたたかい。
主人公をとおして頑張ってるひとたちすべてに、
やさしく背中を押してくれるような話だとおもった。

そのなかで、
湯浅が下宿で鉛筆くわえて写真を整理しているシーンを、
わたしはひと押し、してみたい。

何より、畳であること。
(瓜生作品で)あまり観かけない設定だ。

しかも
使い込まれたようなやつだったりする。
主要キャラにしては、
あまりカッコよくない部屋じゃないか。

でも、
わたしはしってる。
頑張ってるひとは金がないのだ。
夢に注ぎ込む金は有れば有るだけきりがないんだから。

ゆえに、このコマの湯浅の姿はとても潔い。
すばらし。

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